目次
両親への挨拶!第一印象がとっても大事
これからの人生を共に歩むパートナーとの意思が決まったら、その次に待っているのは、ご両親へのあいさつですよね。
ただ、人生で初めてのことなので、どのように訪問して、どんな話をして、どのような流れで挨拶をしたらよいのか、まったくイメージが湧かない人がほとんどでしょう。
ここでは、結婚前に相手の両親に挨拶に行くときのことについて、分かりやすくご紹介していきたいと思います。
挨拶をしっかり決めることができたら、その後の結婚生活は幸せでいっぱいにあふれたものになりますよ。そのスタートとなる大切な機会を確実に成功させるために、参考にしてみてくださいね。
結婚が決まったときに、まず挨拶に行くのは女性側の親の方です。
失礼のないように挨拶をするために、当日の2~3週間前には訪問の日時を確定させましょう。
そのときに、パートナーの女性に挨拶に行く理由を事前に親に伝えておいてもらうと、親御さんも安心して当日を迎えることができるでしょう。
当日、急に結婚させてくださいと言われても、驚いてしまいますからね。親御さんの気持ちも考えて、前もって心の準備をする期間を設けてあげるようにしましょう。
家に到着してから流れについて
相手の家に到着してから挨拶するまでの流れについてご紹介していきます。
相手の家を訪問するときには、時間に間に合うように余裕をもっていくようにしましょう。
大切な機会に何十分と遅れてしまっては、相手のご両親に悪い印象をもたれてしまいます。
30分前には、家の近くに到着しているようにして、実際に家のチャイムを鳴らすのは、時間ちょうどに訪問するのがポイントです。
相手の用意ができていない可能性もあるためです。
挨拶をする前に注意しておきたいポイント
ご両親に挨拶をする前に、まずは自分の身だしなみを確認するようにしましょう。
髪型や服装、携帯電話の電源をオフにしたり、マナーモードにして、気にならないようにしておくことが大切です。実際に玄関前に到着したら、家に入る前にコート、上着を脱いでおきましょう。
準備が万端になったら、さっそくチャイムを鳴らします。
玄関でご両親に挨拶をする
玄関でご両親が出迎えてくれたら、女性が率先して、パートナーの男性のことを両親に紹介するのが自然な流れとなっています。
その後、男性に両親のことを紹介するのが、一般的な順番になっています。
自分が紹介されたら、ご両親に聞き返されたりせずに、しっかり伝わるように、明るくはっきりと自己紹介をしましょう。
挨拶の後は靴を脱いで家の中へ
相手のご両親との挨拶が終了したら、靴を抜いで中に入ります。
ただ、その時に靴の脱ぎ方が失礼のないようにしましょう。
前向きのまま靴を脱ぎます。その後、玄関に上がってから、脱いだ靴先の方向が玄関先に向かうようにならべてください。
細かいところではありますが、ご両親はそのような点も見ているかもしれませんからね。
「失礼いたします」といって中に入りましょう。
部屋の中に入ってから
それでは緊張感が高まってくるところではありますが、部屋の中に入ってからの流れをご紹介します。
部屋に入れてもらってからは、まずは手土産を渡しましょう。
相手の家を訪問するときには、手土産を持っていくことがマナーです。
家の近所で手軽に購入できるようなものは選ばないことが大切です。
そのような商品の場合は、ご両親に値段がバレてしまう可能性があるからです。前もって、ご両親が好きなものや嫌いなものを調べておいて、気に入ってもらえるような手土産を持っていくことを心がけましょう。
そこで、注意しておきたいのが個数です。
きちんと、家族の人数に足りるように個数を見ておくようにしてくださいね。
手土産をご両親に渡すタイミングは、部屋に通してもらって、ご挨拶をした後です。
タイミングにも気を付けて渡すようにしてください。
部屋の中ではどこに座ったら良い?
部屋の中に入ったら、自分が座る位置にも注意を払うようにしましょう。
どこに座るのかというと、部屋の入り口の近くのところです。いわゆる下座です。
家によっては、上座をすすめられることもあるかもしれませんが、お断りをして、下座に座るようにしましょう。
お断りをしても、上座を薦められる場合は、お礼を言ってから座ってください。
ご両親と歓談をしてから結婚の申し込みへ
席に座ったら挨拶
自分たちと家族全員が席に座って落ち着いたら、改めて挨拶をして、自己紹介をしましょう。
その日の機会を設けていただいたことへの感謝を述べて、お付き合いさせていただいている旨も言って自分の名前を紹介します。
食べ物類は自分から食べないようにする
お菓子やお茶を出してくれる家がほとんどだと思います。
それらが目に入っても、すぐに食べたり、飲んだりしないようにしてくださいね。
進められてから、お礼を忘れずに言って、召し上がるようにしてください。
それがマナーです。
歓談する
始めから結婚の話をしないように注意しましょう。
まずは、自己紹介を兼ねて、お互いの趣味や仕事、自分の昔の話などをして、お互いを知る機会にしましょう。
話題の例としては、季節や天気、趣味、仕事、家族関係、幼いころの時代の話などがあります。
ただ、注意したいのが次のような話題には触れないようにしましょう。
宗教、政治、自慢話、下ネタなどです。
これらの話題は、一般的に初対面の人や関係が深くない人との話には適していません。
マナーとして、覚えておくようにしてくださいね。
とうとう結婚のお申込みへ
場の雰囲気も温まってきたところで、本題に移っていきましょう。
結婚の申し込みの話の始め方
いろいろな話をお互いにして、緊張感もほどけてなごんできたところで本題に移ります。
ここでは、その場の流れで話をするのではなく、雰囲気をまじめな雰囲気に切り替えることがポイントです。
座布団の上に座っていたのであれば、しっかり座布団を横においてから、ご両親の目を見て、結婚の話を切り出します。
どのような言葉で結婚を申し込んだらよいのか、悩みどころではあると思います。
代表的な言葉をご紹介するので、自分の言葉に合いそうなものを選んでくださいね。
「○○さんを必ず幸せにします。結婚させていだだけないでしょうか。」
「○○さんに結婚の承諾をいただいております。○○さんを幸せにするために精一杯尽くしますので、結婚をお許しいただけないでしょうか。」
このような内容を参考にして、自分の言葉で結婚のお申込みをしてみてください。
結婚お申込み後
結婚の承諾をご両親からもいただいた後には、どのような流れになるのかを解説していきますね。
両家の顔合わせの日時を相談
それぞれのご両親へのあいさつが終わったら、両家の顔合わせの日程を調整します。
いつ行うのか、どこで行うのかが明確になるように相談しましょう。
その他にも結納については、するか、しないかは、各家族によって考え方が異なります。
前もって、ご両親の考えについて知っておくようにしましょう。
結婚式はいつ行うのか、場所はどこなのかを決める
ここまできて、ようやく結婚式について確定させていきます。
まずは結婚する二人で、結婚式を行うのか、行わないのかを相談しておきましょう。
結婚式を行う場合は、誰を呼ぶのかを相談しておくと安心です。
退出まで気を抜かないように
話が終わって、家を出るまでの流れについて解説します。
結婚することの了承を得た後は、安心して緊張感がほどけてしまうため、そこでも失礼のないように、最後まで気を引き締めておきましょう。
おいとまを言い出すのは男性
ある程度、会話が一段落したら、お暇の申し出をしましょう。
時間の目安としては、2時間以上はいないように心がけましょう。
感謝を伝える
自分の席を立ってから、その日のお礼を忘れずに言うようにしてくださいね。
そこでは今後もやり取りをする必要があるため連絡させていただくことがある旨についても伝えておきます。
※ホテルを取る場合は前もって予約しておくように
地域によっては宿泊が必要になるところもあるかもしれません。
その場合は、事前にホテルをとっておくことを忘れないようにしましょう。
直前になってからホテルの予約を取ろうとすると、埋まってしまう可能性があるため、早めにとるようにしてくださいね。
帰宅後に行うこととは
挨拶を終えて、自宅に到着したら、無事に家に到着することができたことと、お礼を電話で伝えることが大切です。
万が一、帰宅時間が夜遅くになってしまった場合は、翌日の午前中に連絡しましょう。
プラスアルファとして、お礼状を出すと、好印象になります。
お断りされたら?
万が一、お断りをされてしまった場合、その場はいったん引き下がりましょう。
そして、今後どうしていくかの作戦をパートナーと一緒に練りましょう。